ピーティーな香り立ちと芳しいアロマが花開く ∴ ザ・ニッカバー(THE NIKKA BAR)
蒼春想夜
日が経てば、時節変遷幻夜夢まぼろしの如く
ここにまた、新しい世界と価値観を見出します。
スモーキーさの中でも
最も好ましいピィーティーな香りを楽しみました。
飲んだのは、カフェモルトをロックにて
甘く芳しいコーヒーフレーバーの香り
飲む前のこの柔らかで優しいカフェ風味の豊かな芳醇な香りにに恍惚
口に含むとダイレクトに伝わるウイスキーの風味。
ニッカに限らず、
ウイスキー特有な風味がややまだ馴染まない体質なんですが、
この風味はずっと嗅いでいたくなる好ましさがありました。
この香りは優々たる優雅にして穏やかさも感じさせる優しさに魅せられました。
飲み始めはガツンとアルコール度数の高さ
これは大人の味わいです。
時間が経つにつれ次第に飲みやすくてライトな飲み口になっていきました。
チャームは、
例の生チョコ、ドライフルーツのセットでした。
お腹もいっぱいで少しづつつまんで
ウイスキーをゆっくりと飲むにはベストマッチな存在です。
夜の帳が下りてから幾く時間経ったのでしょうか。
夜の喧騒、居酒屋のはしご酒が嘘のように静かで、
これまでとは違う空間で静かにウイスキーを味わいます。
味わいも空間もハイクオリティ
大人な時間が楽しめました。
然し乍らススキノにおける、また北海道に於いても
貴重かつ大切な羅針盤が失われた夜でもありました。
多くの人が参考にしたであろうその貴重なものが全て消えました。
何とも寂しく遣る瀬無くも感じた夜でありました。
つまむアテは、
道産さんまのスモークと、合鴨スモーク
ドーム型のガラスの蓋の中には、
濃厚なスモークが充満しているのが観て分かります。
開けてから暫く煙が踊るように
ふわりふわりと揺らめき消えいきましたが、
食べるとスモーキーさが際立って感じられました。
品のある薫り高きスモーク料理
スモーク度数の高い秋刀魚は、
しっとり程よくライトな酸味と塩加減で満足感は高くて、
紅茶鴨の味わいもスモーキーさが高くて、
いつもとはまた違うテイストの余韻が楽しめました。
『ひとしきり 燻した そのあと♪
鴨をなであげる しぐさが♪
味を呼びさます 媚薬さ♪
ゆらめく煙の スモークダンス♪』
接客はビシッとしていてスマートです。
流石ですね!
少し硬い表情の男性スタッフもいましたが、
一流どころの接客と感じました。
総合 4.2
味 3.8
サービス 4.0
雰囲気 4.2
コスパ 3.2
ドリンク 4.3
所在地
北海道札幌市中央区南四条西3
第3グリーンビル2F
ザ・ニッカバー(THE NIKKA BAR)
☆☆☆次回予告編☆☆☆
ここにしかない特別な空間で静かに酔えます。
ザ・ニッカバーはとっても素敵な場所ですね♪