DGD’s blog

【食べロード・オブ・ザ・ライフ】 食べ飲ミクス・他・ネバーエンディング・ストーリーなう 食べログメインで主に食べ歩き放浪記、など日常の忘備録 食材に好き嫌い無く、お寿司、和食、日本料理、中華、洋食、フレンチ、イタリアン、カフェ、焼肉、居酒屋、バー、ラーメン、パン、スイーツ、ラーメン、スープカレーなど、何でも食べるのが好きです。 ポリシー『百聞不如一食』

ザ・すし屋のスタイルが雰囲気と料理で味わえて、やっぱり日本人で良かったと実感します ∴ すし屋の根がみ

近場で仕事があって、丁度ランチタイムだったので、
食べログで近場の寿司屋を探してみましたが、
ランチやってる寿司屋を探しづらいですね。

2軒ヒットしましたが、一軒は移転した事が後ほど分かりました。

すし屋の根がみはビルの地下一階にありました。
地下まで行くと、夜しかやって無い雰囲気の店舗がズラリとあり、
一瞬お店はやってるんだろうかと不安になりながら歩いて行くと、
上品で高級そうな一際目を引く店構えで、
白玉石がお店の前には敷き詰められています。

お店の前にメニュー表があって、
共に10貫の特上握りと、おまかせ握りの2択かなと
考えつつ店内へと入っていきます。

店の前から高級店らしい佇まいがあり、
スタイリッシュな要素も感じられる店内は、
清潔で清廉とした雰囲気の中で、
ちょっとリッチにお寿司を食べることが出来ます。
ビシッとスーツで行くのにシックリくるお店ですが、
みずほらしい身なりで行くと、
ちょっと浮いてしまうかもしれません^^;
多分浮いてましたw

カウンター7席に、半個室が2室で、
いずれもテーブル席で、大衆店の和の設えと
畳の小上がりがある雰囲気が好みな人には馴染まないかもです。

凛と澄んだ雰囲気の店内に物腰柔らかい大将がいます。
すし屋のやま田からの5年前位に独立したようで、
大将のお任せ握りは、すし屋のやま田の
『近海、道産の美味しさが自慢! 『北の寿し』 一人前 十貫』
をほぼ踏襲したというか全く見た目も同じ内容となっていて、
分店、支店的な感じもしますが、仕入れも一緒な感じでしょうか。
暖簾分けという言い方がしっくりくるかもですが、
熟練の職人技と良質な寿司屋の空間の
両方を楽しめるお店かと感じられました。

ランチタイムでも、
ドリンク一杯サービスクーポンが
使えたのは有難かったですが、
仕事中でソフトドリンクしか飲めず烏龍茶でしたが、
熱い緑茶は、食べ終わり頃に言うと出て来た感じがちと残念でした。
ランチ寿司は千円第で満足度の高かった
篠路地区の力寿しの美味しい玉露のお茶のレベルでは無く、
普通の緑茶だったので、高級店らしいお茶は飲みたいところです。

ランチメニューは無かったので、
夜に来ても変わらない感じでしたが、
昼に食べられるお店だったので来てみました。

一貫づつ何の握りかだけ聞きましたが、
産地など詳しく言って欲しかったです。

こちらからウニだけ産地を質問して聞きましたが、
浜中産との事でしたが、やはりもう少し詳しく知りたかったです。

ヒラメ 塩
トロ
ホタテ
ボタンエビ
ホッキ貝
キンキ
アワビ
ズワイガニ
イクラ 醤油掛け
ウニ 醤油掛け

べったら漬け
ガリ
汁物等の腕物無し

塩加減良いヒラメの握りは、紫芽がシャリの上に敷いてあり、
高級店らしいシャリのサイズで上品に仕上がっていました。

トロは、極上な味わいです。
何処産とか知りたいところでした。

ホタテは紫蘇巻きしてあって、
すし屋のやま田のスタイルそのままです。

ボタンエビ
食感良く新鮮で美味しかったですが、
このエビの頭のお吸物でも付くと嬉しいですね。

ホッキは、ホッキ貝の旨味がしっかり感じられ、
鮮度抜群な蝦夷前握りと感じられました。

キンキ
微塵切りしたガリが入っている感じで、
シャリシャリとした食感と共にキンキを味わえました。

コリコリとした食感と磯の風味がたっぷりと楽しめたアワビは、
竜敏で食べた極厚でボリューミーなサイズには敵いませんが、
根がみのアワビも厚みがあって食べ応えは感じられました。

ズワイガニは、美味しくも、気になる事がありました。
味自体良かったのですが、減点対象です。

イクラ
塩分として感じられる味付けは絶妙で、
安定の美味しさです。

ウニ
浜中産とだけ聞きましたがエゾバフンウニでしょうか。
何れにせよ握りの中でも極上なレベルの雲丹です!
たっぷりと乗せられたクリーミーでクセが無く、
甘く旨味が感じられるこのウニのレベルは、
ランチで食べる寿司としては値段も安くはありませんでしたが、
なかなかランチ寿司ではお目に掛かれない美味しさでした。

どのネタも上等で、シャリも海苔も美味しくて、
やはりそれなりの値段になりそうな握り寿司のラインナップでした。

総じて小振りで旨さが感じられるシャリで握った寿司は、
レベルが高く安定した美味しさと見た目の良さが感じられました。

べったら漬け
カリポリと食感良く、味も良かったです。

ガリは標準的なスライスタイプの中でも美味しいほうですが、
すし処くりはらでの鮮烈で超美味なガリ、
それに準ずるくりやの新生姜的レベルのものは、
なかなか寿司屋では食べる事が出来ていません。

純粋な味の評価で言うと、4点近いレベルなんですが、
ランチタイムでの値段等諸々の要素でそこまで及ばず、
北海道らしいお寿司屋さんとしての利用で、
接待や観光客向けといった感じがしました。

ランチでは、お得感無いメニューでしたが、
お店の醸し出す雰囲気と握りの良さは、
標準的な町のお寿司屋さんとは異なる質の高さで、
ワンランク上のランチ寿司が食べたい時には
間違えの無いお店かと思いました。
利用の仕方やニーズ次第では、
レベルの高い良店と言えるかと思います。
現行の総合評価で3.08点は低過ぎですね。


☆☆☆次回予告編☆☆☆

やはり来るなら夜でしょうか

 

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