フレンチパスタと王道フレンチ ∴ レストラン虫狩
今年初フレンチは、
レストラン虫狩でした。
コートドールを思い出させる外観でした。
店内は高級感とエレガントさを感じさせる
フレンチレストランな設えが好ましく感じられました。
住宅街の中にありますが、
地下鉄では行くのに大変そうな場所です。
駐車場が完備で、その点では車で行くのに便利です。
こちらギャルソンは2名共に男性で、
セルヴールのみのル・ジャンティオムを思い起こさせ、
安定感のあるベテランセルヴールがいて、
若いセルヴールもしっかり出来た接客で
真面目そうでしたが、
若干硬い表情に感じられました。
ランチAコース 2,592円
内容は、
小さな前菜料理
本日の前菜料理
パスタ料理
本日のお魚料理
又は
本日のお肉料理
デザート&コーヒー
となっていました。
一口前菜はオマール海老のスープ
濃厚な海老味噌の味にクッキリと
エッジの利いた塩味を感じます。
クルトンがカリッといいアクセントとなりました。
本日の前菜はパテドカンパーニュ
季節の野菜を添えて
豚肉や野菜を使って作った田舎風パテで、
美味しいマスタードとの相性良く
コクのある旨味も感じ柔らかく食べやすいです。
小さなガーキンスを使ったさっぱりと爽やかな
フレンチピクルスのコルニッション添え
前菜はワインとのマリアージュ率が高そうです。
もう一種の本日の前菜
野付産の帆立貝を炙ったパプリカ添え
バルサミコソース
こちらも美味しそうでした。
パスタ料理
旬の下仁田ネギと厚岸産の浅蜊貝
パスタ料理はちょっと塩気が利いて感じられ、
オリーブオイルは、以前使っていた
黄色っぽい色のオリーブオイルの味に
似ているように感じられました。
塩とオリーブオイルと唐辛子の辛味が
シンプルに感じられるパスタ料理でした。
下仁田ネギはシャキシャキと
ネタ~ッとした食感で美味しく、
あさりもジャリッともせず、
旨味がグレイトでした。
肉料理
オーストラリア産の子羊の肩ロースのロースト
メインディッシュです。
炭火でローストしたもので、
レモンの皮、フライトマトや粒マスタード
付け合せに舞茸のソテー、
南瓜とトマトのオーブン焼き、
青梗菜?青菜のような葉物野菜です。
ちょっと早口で一部聞き取れませんでした。
羊のくさみなく、中心部に赤みが残るも、
そこそこ火が通った子羊のローストでした。
羊の肉の旨味が中まで塩味が浸透した味わいと、
バランスよくフュージョンして美味しいです。
食感が楽しめる歯応えがあって、
噛み応えのある肉料理となっていました。
付け合せのマスタードの鮮烈さが際立ちます。
これは美味いし、
このままでワインのアテになっちゃいそうです。
レモンの皮もフレンチの
美味しい料理に仕上がっていてました。
南瓜とトマトのオーブン焼きがこれまたセボン!
付け合せはどれも美味しく仕上がっていて、
メインにふさわしく美味しさ実感の料理たちでした。
デセール
チョコレートのスフレ
アールグレイの紅茶のアイス付
焼き立て熱々の濃厚チョコの味に
シャリシャリした砂糖の食感が素敵です。
マンゴーを使ったソースをかけて食べました。
濃ゆい味わいでブラック珈琲に良く合いました。
チョコ好きで甘党には堪らないデセールでした。
白ワインに見立てて、
白ぶどうジュースを頼みましたが、
甘過ぎて料理にマリアージュしませんでした。
これは選択ミスです。
北王よいちケルナーで、
単品としては上質な甘さで美味しいんですが、
氷入りだったのも想定すべきことで、
事前に氷無しと頼めば良かった感じです。
キールは美味しかったそうです。
料理提供間隔は、時折長く感じられましたが、
ゆとりあるテーブルセッテングは落ち着く空間で、
有用なトーキング&シンキングタイムとなりました。
予約時Bコースと頼んだんですが、
復唱時、ちゃんと聞いてなかったので、
今回Aコースとなってしまいました。
予約時は、サービスの品質向上の為、
録音させて頂いておりましたが、
Aコースと復唱されていました。
そして、虫狩オーナーシェフの姿は、
別のテーブルで見かけただけとなりました。
外は少し雪が降ってましたが、
車の雪を払って落として頂けて、
最後の客だったので、
ドアごとに2人のエスコートで、
車が出るまで見送り頂きました。
帰る際、丁寧な接客でした。
総合 3.8
味 3.7
サービス 3.9
雰囲気 4.5
コスパ 4.0
ドリンク 3.2
☆☆☆次回予告編☆☆☆
やはり、
看板メニューの活鮑食べなきゃ!ですね…
ワインと合わせてみたいものです。